【亜州ビジネス編集部】中国初の有機EL（OLED）ディスプレイ再生工場が2022年末にも浙江省杭州市拱墅区で稼働する。国内の同分野の空白を埋めるものだ。WitDispalyが23日報じた。
　杭州市拱墅区の杭鋼半山数字経済小鎮雲智造産業区に工場を設置する。杭州鋼鉄集団有限公司傘下の浙江杭鋼数字科技有限公司、寧波大騏実業発展有限公司、杭州拱墅国投産業発展有限公司が19日、同プロジェクトの調印式を行った。
　同プロジェクトは杭鋼集団の事業多角化の一環。寧波大騏実業発展は、有機EL産業の川上・川下の外資企業を多く誘致して、産学研連携による先端産業クラスターを形成したといとしている。具体的な投資額、生産規模などについては報じられていない。


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