ニュース 2023/06/05 13:01
中国:ブラインドボックスで「訳あり食品」、若者に人気
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国でフードロスを減らすための新たな試みとして、賞味期限が近い食品などを「盲盒(ブラインドボックス)」方式で販売する取り組みが若者を中心に注目を集めている。通常22〜30人民元のパンが11人民元で買えるなど、割安な価格で購入できる点が魅力だ。半月談が5月30日付で伝えた。
四川省成都市では、スーパーマーケットや飲食店などがオンライン販売やアプリを通じ、賞味期限が近い食品、売れ残った食品を「盲盒」方式で販売している。「盲盒」とは本来、日本の「ガチャガチャ」に似たカプセル玩具のこと。購入した人は実際に手元に届くまで何が入っているか分からないというスタイルだ。
インターネット上では「フードロスを減らす良いアイデアだ」という肯定的な意見がある一方、「中身が分からないので、品質など不安」と懸念を示す人もいる。
中国では、結婚披露宴や宴会などでホストが「面子」を保つために料理数を多くしたり、フードデリバリー業者が量が多いほど価格が下がるなどの方式で消費者の大量注文を誘導したりするなどの要因により、フードロスが多いとされる。今後もフードロスを減らすためのさまざまな取り組みが期待されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
四川省成都市では、スーパーマーケットや飲食店などがオンライン販売やアプリを通じ、賞味期限が近い食品、売れ残った食品を「盲盒」方式で販売している。「盲盒」とは本来、日本の「ガチャガチャ」に似たカプセル玩具のこと。購入した人は実際に手元に届くまで何が入っているか分からないというスタイルだ。
インターネット上では「フードロスを減らす良いアイデアだ」という肯定的な意見がある一方、「中身が分からないので、品質など不安」と懸念を示す人もいる。
中国では、結婚披露宴や宴会などでホストが「面子」を保つために料理数を多くしたり、フードデリバリー業者が量が多いほど価格が下がるなどの方式で消費者の大量注文を誘導したりするなどの要因により、フードロスが多いとされる。今後もフードロスを減らすためのさまざまな取り組みが期待されている。
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