ニュース 2023/04/11 12:27
中国:「入社面接詐欺」グループ摘発、偽造経歴書で給与詐取
リスク管理・社会
上海市の地元警察はこのほど、虚偽の学歴証明書や職務経歴書を作成して就職面接に応募し、入社後、会社に不当な給与を払わせていた詐欺グループを摘発した。被害に遭った会社は50社以上、被害総額は5000万人民元(約9億8000万円)に上るという。中国新聞網が6日付で伝えた。
摘発されたグループのメンバーは全部で53人。手口としてはまず、人材を求めている会社の募集要項をインターネットで探し、次に同要項に合致した学歴証明書や職務経歴書などを偽造。面接を受けるメンバーに「面接トーク」を教え込み、採用されたらほぼ仕事はせず、給与をもらい続ける。会社が仕事ぶりを注意したら、他のメンバーが集団で会社に乗り込み、脅迫して給与を払わせ続けるという流れだ。
ある会社の面接に向かった8人のメンバーは、いずれも営業職の経験など全くなかったが、偽造した「親密な優良顧客リスト」を持参。「入社すれば、多額の契約をとり、会社の収益に貢献できる」と面接官を騙していた。また、入社後に別の会社の面接を受け、「掛け持ち入社」で給与を詐取するケースもあったという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
摘発されたグループのメンバーは全部で53人。手口としてはまず、人材を求めている会社の募集要項をインターネットで探し、次に同要項に合致した学歴証明書や職務経歴書などを偽造。面接を受けるメンバーに「面接トーク」を教え込み、採用されたらほぼ仕事はせず、給与をもらい続ける。会社が仕事ぶりを注意したら、他のメンバーが集団で会社に乗り込み、脅迫して給与を払わせ続けるという流れだ。
ある会社の面接に向かった8人のメンバーは、いずれも営業職の経験など全くなかったが、偽造した「親密な優良顧客リスト」を持参。「入社すれば、多額の契約をとり、会社の収益に貢献できる」と面接官を騙していた。また、入社後に別の会社の面接を受け、「掛け持ち入社」で給与を詐取するケースもあったという。
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