【亜州ビジネス編集部】韓国の調査会社「SNE Research」のリポートによると、世界の電気自動車（EV）用バッテリー販売量は今年7月に前年同月比80％増の39.7ギガワット時（GWh）と急拡大した。メーカー別では寧徳時代新能源科技（CATL：300750/SZ）が13.3GWhで引き続き世界トップ。続いて比亜迪(BYD：1211/HK)が6.4GWhを売り上げ、LGエナジーソリューションを抑えて、世界3→2位に浮上している。複数の中国メディアが5日付で報じた。

　年初から累計の市場シェア順位は変わらず。トップはCATLの34.7％、次いでLGエナジーソリューションの14.2％、BYDの12.6％の順となっている。

　SNEによると、7月のEVバッテリー業界は中国企業が全体の成長をけん引する一方、韓国バッテリーメーカー上位3社（LG、サムスン、SK）の合計市場シェアは前年の34.2％から25.9％に低下した。


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