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  ニュース     2022/08/12 18:00

中国:中古車の取引価格、日系やドイツ系が高値保持 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国の中古車市場で日系やドイツ系、電気自動車(EV)が高値で取引されている。ブランド形態別の値落ち率(購入3年後)は、今年7月に日系が平均69.27%(新車比↓30.73%)、ドイツ系が65.06%(新車比↓34.94%)、中国民族系が62.53%(新車比↓37.47%)で推移した。また、一部の人気モデルは100%を超えている。中国工商聯汽車経銷商商会の報告内容として、北京商報が12日付で伝えた。
 合資ブランドのセダンでは、3年値落ち率が広汽ホンダ「フィット」で78.78%、広汽トヨタ「カムリ」で72.93%、広汽ホンダ「アコード」で70.82%など。合資ブランドのSUVでは、広汽トヨタ「ハイランダー」で78.38%、東風ホンダ「CR-V」で74.43%となっている。
 値落ち率の低いモデルは、販売数量の多い人気車種だ。今年7月の販売台数は、「アコード」が2万500台、「カムリ」が1万8000台、「CR-V」が2万2000台に上る。「ハイランダー」は販売10位内に入っていないものの、生産能力のひっ迫による要因が大きい。新車、中古車ともに高い人気を示している。
 ただ、SUVを中心に、中国民族系も実力を引き上げてきた。長城汽車(2333/HK)WEYブランドのコンパクトオフロードSUV「坦克(Tank)300」は、3年値落ち率が75.88%に達し、「ハイランダー」に迫る水準まで高まっている。重慶長安汽車(200625/SZ)「CS75」は68.07%、長城汽車「H6」は66.88%を保った。
 輸入車の中古は、一部で新車の売値を超えている。中国でも話題となったレクサス初のミニバン「LM」は、3年後の価値が逆に上昇。新車価格を上回る102.26%に達した。このほか7月輸入中古車の3年値落ち率は、メルセデスベンツのGクラスが95.42%、トヨタ「ランドクルーザー」が86.46%と値持ちが良い。
 純電気自動車(BEV)の1年値落ち率も回復が目立つ。買い替えの動きが加速する可能性もありそうだ。7月の上位5モデルは、テスラ「Model Y」が97.70%、テスラ「Model 3」が95.89%、広汽埃安「AION Y」が92.75%に達している。比亜迪(BYD:1211/HK)「漢EV」と小鵬汽車(9868/HK、XPEV/NYSE)「P7」の1年値落ち率も、85%をそろって超えた。


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