ニュース 2023/04/11 14:46
アリババが企業向けAI言語モデル発表、各サービスに搭載へ
産業・企業
中国のEコマース最大手、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)は11日、大規模言語モデル「通義千問(Tongyi Qianwen)」を発表した。同社は近く、同AI(人工知能)モデルを自社グループ内の各種ビジネスアプリケーションに組み込む予定。まずはビジネス用メッセージアプリ「釘釘(DingTalk)」やスマートスピーカー「天猫精霊(Tmall Genie)」に搭載する計画という。香港紙・信報など複数メディアが伝えた。
アリババによると、通義千問を搭載した釘釘では、会議メモの要約、会議会話のテキスト化、電子メールの作成、プロモーション企画の立案などが可能。また、通義千問を搭載した天猫精霊では、中国国内のユーザーとよりダイナミックで生き生きとした会話をすることができ、例えば子ども向けのストーリーを開発して読み聞かせたり、健康的なダイエットレシピや旅行のヒントを提案したりすることが可能という。
同社は顧客企業に対して通義千問へのアクセスを提供し、独自にカスタマイズしたAI機能を作成できるようにする予定。通義千問は現時点で、中国の一般企業顧客向けにベータ版として提供される。
同社の張勇(ダニエル・チャン)最高経営責任者(CEO)によると、アリババの全てのサービスが将来的に通義千問にアクセスできるようになる見通し。これには、オンラインモールの「天猫(Tmall)」や「淘宝(Taobao)」、動画ストリーミングの「優酷(Youku)」、地図アプリの「高徳地図(Autonavi)」などが含まれる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
アリババによると、通義千問を搭載した釘釘では、会議メモの要約、会議会話のテキスト化、電子メールの作成、プロモーション企画の立案などが可能。また、通義千問を搭載した天猫精霊では、中国国内のユーザーとよりダイナミックで生き生きとした会話をすることができ、例えば子ども向けのストーリーを開発して読み聞かせたり、健康的なダイエットレシピや旅行のヒントを提案したりすることが可能という。
同社は顧客企業に対して通義千問へのアクセスを提供し、独自にカスタマイズしたAI機能を作成できるようにする予定。通義千問は現時点で、中国の一般企業顧客向けにベータ版として提供される。
同社の張勇(ダニエル・チャン)最高経営責任者(CEO)によると、アリババの全てのサービスが将来的に通義千問にアクセスできるようになる見通し。これには、オンラインモールの「天猫(Tmall)」や「淘宝(Taobao)」、動画ストリーミングの「優酷(Youku)」、地図アプリの「高徳地図(Autonavi)」などが含まれる。
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