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  ニュース     2024/05/15 14:14

クルーズ船利用の入境客、ビザ免除政策を適用 無料記事

 国際クルーズ客船で訪中した入境者に対し、中国は15日からビザ免除政策の適用範囲を拡大する。国家移民管理局、外交部、国家発展改革委員会、交通運輸部、商務部、文化旅游部、海関総署(税関)が国務院の許可を得て通知した。
 国内の旅行会社が主催する外国観光団体(2人以上)がクルーズ船で天津、遼寧省大連、上海、江蘇省連雲港、浙江省温州・舟山、福建省厦門(アモイ)、山東省青島、広東省広州・深セン、広西チワン族自治区北海、海南省海口・三亜など13都市のクルーズターミナルから入国する場合、ビザを申請せずにグループ全体で入国できるようになる。
 上記の観光団体は、同一のクルーズ船に乗船して次の港に移動しなければならない。中国国内の滞在上限は15日間とする。活動可能なエリアは沿岸省(自治区、直轄市)と北京市に限定した。
 クルーズ観光の発展を支援するため、大連、連雲港、温州、舟山、広州、深セン、北海など7都市のクルーズターミナルは、トランジットビザ免除政策の適用対象港として新たに追加される。条件を満たす外国人旅行者がクルーズ船で通過することができるようになった。
 内外の人的往来を活性化させる。クルーズ船産業を支援する狙いだ。中国は2016年10月以来、まず上海でクルーズ観光団体の入国ビザ免除政策を試験的に導入。試行の開始後、上海のクルーズ船旅客は、受け入れ人数が年平均で10%ずつ拡大した。


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