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  ニュース     2024/05/27 12:41

中国IC産業振興「大基金」第3期、登録資本7.45兆円で発足 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】国家集成電路産業投資基金(通称「大基金」)の第3期ファンド、国家集成電路産業投資基金三期股フン有限公司がこのほど立ち上げられた。登録資本は3440億人民元(約7兆4500億円)にも上る。
 業務範囲は、投資の管理、企業管理のコンサルタントなど。中国半導体産業チェーンの重要分野と技術向上に重点を置き、半導体産業の発展とイノベーションを支援する投資を継続する。
 株主は中国財政部、国開金融有限責任公司、上海国盛集団有限公司、中国工商銀行股フン有限公司、中国建設銀行股フン有限公司、中国農業銀行股フン有限公司、中国銀行股フン有限公司、中国交通銀行股フン有限公司など19単位となっている。5月24日に正式出資した。
 主要株主の出資額は、財政部の600億人民元(17.44%)、国開金融の360億人民元(10.47%)、上海国盛集団の300億人民元(8.72%)、工商銀行、建設銀行、農業銀行、中国銀行の各215億人民元(6.25%)、交通銀行の200億人民元(5.81%)など。
 大基金は財政部と多数の国有企業の共同出資によって設立された。2014年9月26日からの1期で1387億2000万人民元、19年10月22日からの2期では2041億5000万人民元を集めた。1期は製造、設計分野を中心に出資し、2期は材料、設備、川下応用に投資の重点が移行している。 


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