【亜州ビジネス編集部】北京市人力資源社会保障局（rsj.beijing.gov.cn）は26日、2023年の賃上げガイドラインを発表した。一般設備製造、自動車製造、飲食、金融、住民サービスなどなど主要な全24業種を網羅している。

　北京市当局が奨励する賃上げガイドラインの上限、下限、平均（基準値）は、業種別で一般設備製造が8.3％、3.2％、5.2％、自動車製造が5.3％、2.2％、3.2％、飲食が9.1％、3.5％、5.7％、金融が6.3％、2.5％、4.0％、住民サービスが5.7％、2.2％、3.1％など。

　中国の賃上げガイドラインには、上限、下限、平均の引き上げ目標が設けられる。当年の経済発展目標に基づいて、各地方政府が企業に対して示す年間賃金上昇率の目安。実際の昇給額とその幅を決定する際には、個別企業の運営状況、マクロ経済の情勢などを踏まえ、合理的な水準に設定するよう求めている（法的拘束力は持たない）。


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