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  ニュース     2025/12/16 09:22

中国:L3搭載のコネクテッドカー製品2モデル、公道走行を許可 無料記事

【亜州ビジネス編集部】自動運転レベル3(L3:一定条件下でシステムが運転操作を担う)機能を搭載したコネクテッドカー製品に関し、中国当局が第一陣の公道走行試験許可を与えた。工業情報化部は15日、重慶長安汽車(200625/SZ)の純電動セダン「SC7000AAARBEV型」と北汽藍谷麦格納汽車有限公司「ARCFOX」ブランドの純電動セダン「BJ7001A61NBEV型(極狐αS L3版)」に対し、高速道路や都市快速路での自動運転走行を認めると通知。関連規定に基づき、受理・審査・公示などの手続きを経たうえで決定したと説明している。21世紀経済報道などが伝えた。

 重慶長安汽車のL3機能搭載車両には、高速道路と都市快速路の単一車線内での自動運転(最高車速50km/h)機能使用を許可する。現時点で使用可能な区間は、重慶市内の内環快速路、新内環快速路(高灘岩立体交差点~頼家橋立体交差点)、渝都大道(人和立体交差点―空港立体交差点)などに限定される。

 北汽藍谷麦格納汽車(北汽新能源51%、マグナ49%出資)のL3機能搭載車両にも、高速道路と都市快速路の単一車線内の自動運転(最高車速80km/h)機能使用を許可した。現時点で使用可能な区間は、北京市の京台高速(大興区旧宮新橋~空港北線高速)、空港北線高速(大渠南橋~大興空港高速)、大興空港高速(南六環~空港北線高速)などに限定される。

 北汽藍谷麦格納汽車のBJ7001A61NBEV型は、レーザーレーダー3個を含む高性能センサー34個を車載し、車両周囲360度の全方位環境認知を実現した。さらに航空分野の厳格な安全設計理念を参照し、認知・意思決定・操舵・制動・通信・電源・測位などを網羅した冗長化、バックアップ機能を実装したとされる。

 L2からL3への移行は、自動運転の重要な進展を意味する。従来のL3は主としてテストや訓練(試験的運用)にとどまっていたのに対し、今回「正式に公道に出る」という点で大きな前進を達成した。


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