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  ニュース     2020/01/20 19:30

中国5G人材の需要地、深セン・北京・上海で50%超 無料記事

 中国別エリアの5G(第5世代移動通信システム)関連人材で、深セン市が最も需要が大きい実態が分かった。中国5G人材の全需要を100%とした場合、深セン市は18.3%を占めている。これに北京市の18.1%、上海市の13.8%が続いた。これら深セン、北京、上海の3地域で中国全体の過半(50.2%)に達している。このほか杭州市の6.0%、広州市の5.0%など。中国の就職情報サイト「猟聘網」がこのほど報告した。

深セン市は通信機器メーカーの世界的な集積地。華為技術有限公司(Huawei)や中興通訊(ZTE:763/HK)が本拠を構えるなか、多くの5G人材を引き寄せている。北京市はインターネット企業の密集地。早期から5G人材を取り込んできた。

 四大領域の5G人材需要比率は、5G応用が全体の60.7%、端末と通信キャリアが17.5%、通信デバイスと材料が15.7%、通信ネットワークが6.1%を占めた。5G応用の内訳は、スマートセキュリティ、スマート家電、産業用IoT、AR/VR、3Dエンターテインメント、自動運転など。生活、娯楽、都市発展、産業などと密接な関連性がみられた。エンジニアやアルゴリズム関連の人材不足が目立っている。


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