ニュース 2020/02/19 18:59
中国が696品目の対米追加関税を免除へ、豚肉・大豆など対象
政策・政治
中国政府は18日、米中通商協議の「第1段階の合意」を実行するため、米製品696品目の輸入に対する追加関税措置を免除すると発表した。豚肉、牛肉、大豆などの農産品や液化天然ガス、原油などのエネルギー製品が主な対象となる。また、小麦やトウモロコシ、一部医療機器、ヒューマリン(ヒトインスリン)や抗生物質なども免除対象となった。
財政部のプレスリリースによると、中国企業は3月2日から関連の申請書を国務院関税税則委員会に提出できるようになる。免除ライセンスの有効期限は1年間に設定される。
米国と中国は今年1月、貿易交渉を巡る「第1段階の合意」に調印し、2月14日に発効させた。合意内容の目玉は、対中制裁関税の一部撤回の見返りとして、中国側が2020〜21年で米製品(工業品、エネルギー、農産品、サービス)の購入額を17年実績比で少なくとも2000億米ドル増やすこと。追加の購入額は、20年が767億米ドル、21年が1233億米ドルに設定されている(モノ・サービスの17年対中輸出額は1863億米ドル)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
財政部のプレスリリースによると、中国企業は3月2日から関連の申請書を国務院関税税則委員会に提出できるようになる。免除ライセンスの有効期限は1年間に設定される。
米国と中国は今年1月、貿易交渉を巡る「第1段階の合意」に調印し、2月14日に発効させた。合意内容の目玉は、対中制裁関税の一部撤回の見返りとして、中国側が2020〜21年で米製品(工業品、エネルギー、農産品、サービス)の購入額を17年実績比で少なくとも2000億米ドル増やすこと。追加の購入額は、20年が767億米ドル、21年が1233億米ドルに設定されている(モノ・サービスの17年対中輸出額は1863億米ドル)。
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