ニュース 2020/09/24 18:59
中国:2060年までにカーボンニュートラル実現、CO2排出量実質ゼロに
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】 中国の習近平国家主席は22日、2060年までに二酸化炭素(CO2)排出量と除去量を差し引きゼロにする「カーボンニュートラル」を実現するとの目標を掲げた。2030年までにCO2排出量をピークアウトさせ、減少に転じさせることを目指すとしている。複数メディアが24日伝えた。
国連総会一般討論のビデオ演説で述べたもの。習主席はパリ協定にも言及し、低炭素の実現に向けて各国が取り組みを進めるべきと強調した。
英BBCによると、中国は世界最大のCO2排出国で、世界全体の28%を占める。習主席の今回の発言について、一部のアナリストは「気候変動問題に消極的な米国をけん制し、世界の主導権を握る狙いがある」と指摘した。
パリ協定は2015年12月に195カ国が署名したものだが、トランプ米政権は19年11月に離脱を表明している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国連総会一般討論のビデオ演説で述べたもの。習主席はパリ協定にも言及し、低炭素の実現に向けて各国が取り組みを進めるべきと強調した。
英BBCによると、中国は世界最大のCO2排出国で、世界全体の28%を占める。習主席の今回の発言について、一部のアナリストは「気候変動問題に消極的な米国をけん制し、世界の主導権を握る狙いがある」と指摘した。
パリ協定は2015年12月に195カ国が署名したものだが、トランプ米政権は19年11月に離脱を表明している。
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