ニュース 2020/02/10 18:59
中国首都も「半封鎖」、北京市が小区出入りなど管理
政策・政治
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国の首都、北京市も「半封鎖」される。同市当局は10日、小区(団地)の出入りを制限するなどの「封鎖式管理」を実施すると表明した。一線都市では、すでに広州市、深セン市も「半封鎖」されており、今後は経済の中心、上海市の動向が注目されている。複数メディアが伝えた。
春節(旧正月)休暇を延長していた企業の多くが、10日から営業を再開することにあわせた措置だ。北京市当局は10日、防疫のための10項目の措置を発表。「小区」の出入りに際してマスク着用や体温測定を義務付けるほか、「小区」居住者以外の車両進入禁止などを実施すると表明した。宅配便やフードデリバリーの荷物は、「小区」の指定場所に配達し、住民が取りに行く形とする。また、14日以内に感染者の多い地域に滞在した人などは、一切の外出が禁止される。
中国では、感染者の多発する湖北省武漢市が1月末に「封鎖」され、外部を結ぶ交通網が遮断された。小区の出入り制限、外出規制などを含む「半封鎖」状態の都市を含めると、80都市以上で何らかの規制が実施されているとの報道もある。
なお、国家衛生健康委員会は8日、新型コロナウイルスによる肺炎の暫定名称を「新型冠状病毒肺炎(新型コロナウイルス肺炎)」、略称を「新冠肺炎(新コロナ肺炎)」とする方針を明らかにした。英語名は「Novel Coronavirus Pneumonia」、略称は「NCP」とする。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
春節(旧正月)休暇を延長していた企業の多くが、10日から営業を再開することにあわせた措置だ。北京市当局は10日、防疫のための10項目の措置を発表。「小区」の出入りに際してマスク着用や体温測定を義務付けるほか、「小区」居住者以外の車両進入禁止などを実施すると表明した。宅配便やフードデリバリーの荷物は、「小区」の指定場所に配達し、住民が取りに行く形とする。また、14日以内に感染者の多い地域に滞在した人などは、一切の外出が禁止される。
中国では、感染者の多発する湖北省武漢市が1月末に「封鎖」され、外部を結ぶ交通網が遮断された。小区の出入り制限、外出規制などを含む「半封鎖」状態の都市を含めると、80都市以上で何らかの規制が実施されているとの報道もある。
なお、国家衛生健康委員会は8日、新型コロナウイルスによる肺炎の暫定名称を「新型冠状病毒肺炎(新型コロナウイルス肺炎)」、略称を「新冠肺炎(新コロナ肺炎)」とする方針を明らかにした。英語名は「Novel Coronavirus Pneumonia」、略称は「NCP」とする。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。