ニュース 2022/04/12 18:00
中国:ゲーム新規承認9カ月ぶり再開、国産タイトル45件
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】中国の国家新聞出版署は11日、国産ゲームのリリース(出版)許可審査の結果を発表し、8日付で計45タイトルを認可したことを明らかにした。中国ではゲームを新しくリリースする際、「版号」と呼ばれる許可番号を取得する必要があるが、その付与審査は昨年7月を最後に一時停止されていた。
今回「版号」が付与されたのは、国産のモバイルゲームやクライアントゲーム。許可リストには、百度(バイドゥ:9888/HK)や創夢天地科技HD(アイドリームスカイ・テクノロジー:1119/HK)、三七互娯(002555/SZ)などのゲームが含まれた。騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)、網易(ネットイース:9999/HK)の最大手クラス2社はリストに含まれなかったが、リリース審査の再開は業界全体のプラス材料と受け止められている。
国家新聞出版署は1カ月に1回程度のペースで承認した新作タイトルのリストを公表していたが、同署のウェブサイトでは昨年7月分(7月22日発表)の発表を最後にリストの更新がストップしていた。今年2月の時点では、当局が年内いっぱい、「版号」の新規付与を停止する方針との情報も伝わっていたが、早期に審査が再開された格好だ。
ただ、これまでの報道では、審査の再開に当たり当局は未成年規制の強化を検討しているとの情報も伝わっている。2018年にも一時「版号」付与が停止された時期があるが、再開後には未成年者のプレー時間制限などの措置が発表された経緯がある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今回「版号」が付与されたのは、国産のモバイルゲームやクライアントゲーム。許可リストには、百度(バイドゥ:9888/HK)や創夢天地科技HD(アイドリームスカイ・テクノロジー:1119/HK)、三七互娯(002555/SZ)などのゲームが含まれた。騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)、網易(ネットイース:9999/HK)の最大手クラス2社はリストに含まれなかったが、リリース審査の再開は業界全体のプラス材料と受け止められている。
国家新聞出版署は1カ月に1回程度のペースで承認した新作タイトルのリストを公表していたが、同署のウェブサイトでは昨年7月分(7月22日発表)の発表を最後にリストの更新がストップしていた。今年2月の時点では、当局が年内いっぱい、「版号」の新規付与を停止する方針との情報も伝わっていたが、早期に審査が再開された格好だ。
ただ、これまでの報道では、審査の再開に当たり当局は未成年規制の強化を検討しているとの情報も伝わっている。2018年にも一時「版号」付与が停止された時期があるが、再開後には未成年者のプレー時間制限などの措置が発表された経緯がある。
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