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  ニュース     2021/12/13 18:00

中国:5カ年でコールドチェーン物流網整備、肉類など85%網羅 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国はコールドチェーン物流網の整備に関する5カ年計画を始動する。国務院弁公庁は12日、「第14次5カ年にかけた冷鏈物流発展規画の通知」を公布。2025年をめどに都市と郷村、国内と国際をそれぞれ網羅する初歩的なコールドチェーン物流体系を整えるよう求めた。季節をまたいだ農産物の供給、食糧安全の保障を目立って強化する狙い。精細化、多元化、高品質化も推進する。

 縦4本横4本の基幹物流網を形成させ、国際競争力を擁した総合的な業界大手を育成する。肉類、青果、水産物の低温処理率に関し、それぞれ85%、30%、85%にまだ高めるよう指導した。3PL(サードパーティー・ロジスティクス)の専業化、大規模化、デジタル化も促す。国際競争力を持つ大手を誕生させる計画だ。 

 コールドチェーン物流の要衝として、中国は全国17カ所を選定済み。国家発展改革委員会は先ごろ、「2020年国家骨幹コールドチェーン物流基地建設作業に関する通知」を発表。北京市平谷、山西省晋中、内モンゴル自治区バヤンノール、遼寧省営口、江蘇省蘇州、浙江省舟山、安徽省合肥、福建省福州、山東省済南、河南鄭州、湖北省武漢、湖南省懐化、広東省東莞、四川省自貢、雲南省昆明、陝西省宝鶏、青島西海岸新区を指定した。


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