ニュース 2022/07/06 18:00
中国:「アウトドア経済」活況、ポータブル電源など調達需要拡大
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】新型コロナウイルス感染対策としての行動制限が解除されるに伴い、消費の焦点が「巣ごもり経済」から「アウトドア経済」へと移行している。電子商取引(EC)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)によると、足元ではポータブル電源、屋外用スピーカーなどアウトドア製品の海外からの調達需要が大きく拡大している状況だ。同社によると、うちポータブル電源の需要は今後も拡大し、世界出荷数は2026年に3110万台に達する見込みという。香港紙・星島日報が6日伝えた。
同社によると、ポータブル電源の主要生産地は中国。世界生産数の90%を中国が占める。一方、世界最大のポータブル電源消費国は米国で、全体の47.3%を占める規模だ。これに日本が続くという。
このほか、若い世代のアウトドア「三種の神器」として人気を集めているのは、ブルートゥーススピーカー、「三防(防水・防塵・防振)」スマートフォン、自転車用スマホホルダーだ。うちブルートゥーススピーカーの市場規模は22年に5160億人民元(約10兆円)に達すると予想されている。
アリババによると、アウトドア用品のほか、美容用品、自動車・オートバイ用品なども6月に入って海外調達需要が拡大している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社によると、ポータブル電源の主要生産地は中国。世界生産数の90%を中国が占める。一方、世界最大のポータブル電源消費国は米国で、全体の47.3%を占める規模だ。これに日本が続くという。
このほか、若い世代のアウトドア「三種の神器」として人気を集めているのは、ブルートゥーススピーカー、「三防(防水・防塵・防振)」スマートフォン、自転車用スマホホルダーだ。うちブルートゥーススピーカーの市場規模は22年に5160億人民元(約10兆円)に達すると予想されている。
アリババによると、アウトドア用品のほか、美容用品、自動車・オートバイ用品なども6月に入って海外調達需要が拡大している。
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