【亜州ビジネス編集部】春の採用シーズンがスタートする中、中国では製造業を中心に旺盛な求人需要が伝えられている。中でも大企業からの求人募集が拡大しているようだ。経済日報が3月30日付で伝えた。
　3月14日以降、全国でオンライン形式で開催された大卒者合同就職説明会の件数は111件に上っている。募集が目立つのは、製造業、エネルギー、インターネット、医療・健康、土木・建築などの分野だ。募集が多い職種については、インターネット企業を例に挙げると、技術系、営業系、事業・製品系が上位3位を占める。
　会社規模別での求人増加率を見ると、従業員数1000〜9999人で前年同期比6.5％増、1万人以上の大企業で同23.4％増となっている。
　エリア別では、同じくインターネット企業を例に挙げると、北京、上海、広州、深セン、杭州に最も集中している。ただ増加率では、西安、重慶、成都などが高いという。


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