【亜州ビジネス編集部】香港政府トップの林鄭月娥（キャリー・ラム）行政長官は5日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症対策を再び厳格化することを発表した。感染力が強いとされる変異株「オミクロン株」の一段の流入を阻止する狙い。飲食店では、今週7日付で午後6時から翌午前5時までの店内飲食を禁止する。香港経済日報など複数メディアが伝えた。

　このほか、バー・パブやカラオケ、サウナ、テーマパークなどの一時閉鎖を求める。これらの措置は20日まで14日間実施される。

　さらに8日付で、オーストラリア、カナダ、パキスタン、フィリピン、英国、米国、フランス、インドの8カ国からの香港入境を禁止する。航空便のトランジットも認めない。同措置も14日間の実施となる。


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