ニュース 2021/12/06 18:00
総合物流の中央企業発足、「中国物流集団」成立
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】国務院の承認を経て、「中国物流集団有限公司」が6日に正式成立した。中国で唯一の、総合物流を手掛ける中央企業(中央政府直属の国有企業)が誕生した形。総合物流ソリューション、世界的なサプライチェーンの担い手として、国内30省・直轄市・自治区および海外で事業展開する。中国政府系メディアが伝えた。
中国物流集団は◆中国物資儲運集団有限公司(中国誠通控股集団有限公司の物流部門)、◆華貿国際物流股フン有限公司、◆中国物流股フン有限公司、◆中国包装有限責任公司――の4社を基盤に設立された。出資比率は国務院、中国誠通控股集団が各38.91%で、このほか中国東方航空集団有限公司(10.0%)、中国遠洋海運集団有限公司(7.3%)、招商局集団有限公司(4.9%)が戦略投資家として出資している。
保有資産は倉庫495万平方メートルのほか、土地2426万平方メートル、鉄道専用線120本、貨物トラック300万台など。新会社の設立により、国内の物流コストを引き下げると同時に、物流面での中国の国際競争力を高める狙いがある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国物流集団は◆中国物資儲運集団有限公司(中国誠通控股集団有限公司の物流部門)、◆華貿国際物流股フン有限公司、◆中国物流股フン有限公司、◆中国包装有限責任公司――の4社を基盤に設立された。出資比率は国務院、中国誠通控股集団が各38.91%で、このほか中国東方航空集団有限公司(10.0%)、中国遠洋海運集団有限公司(7.3%)、招商局集団有限公司(4.9%)が戦略投資家として出資している。
保有資産は倉庫495万平方メートルのほか、土地2426万平方メートル、鉄道専用線120本、貨物トラック300万台など。新会社の設立により、国内の物流コストを引き下げると同時に、物流面での中国の国際競争力を高める狙いがある。
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