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  ニュース     2022/06/17 18:00

中国:新卒生の就職内定率29%、コロナ禍で就職環境悪化 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】人材会社の58同城がこのほど発表したリポートによると、大学など高等教育機関の2022年度卒業生のうち、5月29日時点で就職が確定、または内定した学生は全体の29%にとどまっている。新型コロナウイルス禍の影響で就職環境が悪化しているため。景気の先行き不透明感が強い中、新卒生の51%が「安定した仕事を選びたい」と回答したほか、39%が「比較的低収入の仕事でも構わない」と回答。こうしたデータは、若者の厳しい就職事情を反映している。香港経済日報が17日、本土メディアの報道をまとめる形で伝えた。
 中国では今年、高等教育機関の卒業生が前年比167万人増の1076万人に達し、初めて1000万人の大台に乗せる見通しだ。ただ、景気の悪化を受けて足下の就職環境は厳しい。国家統計局のデータによると、都市部の調査失業率は今年5月に5.9%だったが、若年層(16〜24歳)に限ると18.4%まで上昇している。
 一方で同リポートによると、今年の新卒生の平均月給は8376人民元(約16万6400円)。都市別では、ハイテク産業が集中する北京が1万800人民元でトップだった。以下、深センが9800人民元、広州と重慶が8595人民元、上海が8471人民元となっている。


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