ニュース 2022/03/17 18:00
中国:NEV製品リコール76%増、21年末は合算83万台
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】市場規模が拡大するに連れて、新エネルギー自動車(NEV)製品のリコールも急増している。中国の市場監督管理総局によると、2021年のNEV製品リコール対象は合算83万台に拡大した。回数は59回に上る。前年比で75.9%、31.1%ずつ増えた。21年の自動車製品リコール(873万6000台、232回)のうち、NEVの回数は全体の4分の1を超えている。中国新聞網が15日に伝えた。
市場監督管理総局が直接受理した自動車製品クレームに関し、NEVは全体(3033件)の7%を占めたという。うち52.5%は「三電」(Battery、motor、electric control system)系統に絡む内容だった。
一方、全国の消費者保護協会が21年に受理した自動車製品クレームでは、スマートカーの自動運転支援機能に関するものが目立つ。自動運転支援と自動運転を同義と認識している消費者が多数だった。かつメーカー側の誇大広告も問題視されたという。
同済大学汽車学院の朱西産・教授によると、足元のADAS(先進運転支援システム)技術は無価値に等しい。「レベル2+α」の程度では、自動運転支援とは到底呼べず、期待感を先行させていた消費者が不満を抱く原因になっているという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
市場監督管理総局が直接受理した自動車製品クレームに関し、NEVは全体(3033件)の7%を占めたという。うち52.5%は「三電」(Battery、motor、electric control system)系統に絡む内容だった。
一方、全国の消費者保護協会が21年に受理した自動車製品クレームでは、スマートカーの自動運転支援機能に関するものが目立つ。自動運転支援と自動運転を同義と認識している消費者が多数だった。かつメーカー側の誇大広告も問題視されたという。
同済大学汽車学院の朱西産・教授によると、足元のADAS(先進運転支援システム)技術は無価値に等しい。「レベル2+α」の程度では、自動運転支援とは到底呼べず、期待感を先行させていた消費者が不満を抱く原因になっているという。
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