【亜州ビジネス編集部】中国人民銀行（中央銀行）が保利発展（600048/HK）などの国有デベロッパー9社に対し、資金繰り難に直面する同業11社への流動性支援を求めたもようだ。不動産プロジェクトの買収などを通じ、流動性を供給するよう指示したという。金融情報プロバイダーのREDDが11日伝えた。
　報道によると、人民銀は支援が必要な企業をリストアップし、資産処理に向けた準備を行うよう通知したという。リストアップされた企業としては、中梁HD集団（2772/HK）、融信中国HD（3301/HK）、緑地HD（600606/SH）、中南建設（000961/SZ）、陽光城（000671/SZ）などの名前が挙がった。ただ、これら企業は中国メディアの取材に対し、人民銀からの通知は受けていないと報道内容を否定している。


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