【亜州ビジネス編集部】中国の李克強・首相は18日、視察先の雲南省で開かれた会議で、景気の下振れ圧力が強まる中、迅速果断な対応が必要との認識を示した。確実性のある新措置をできるだけ多く実施し、5月に導入が可能な措置はできるだけ早期に実施する必要があると強調。このほか、プラットフォーム経済、デジタル経済の国内外での上場を支持する方針を示した。
　国営メディアの新華社が18日伝えたもの。李首相は会議の席で、新型コロナウイルスの感染拡大や国際情勢の変化などにより、3月以降、特に4月に一部経済指標が悪化したと指摘。各地区、各部門が緊迫感を持って対策を進め、上半期と通年の経済運営を「合理的なレンジ内」に収める必要があるとした。


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