ニュース 2023/03/23 11:54
中国:「遺言書作成」年齢が低下、30代が3割に
リスク管理・社会
中国で法定遺言書を作成する人の平均年齢が低下している。過去10年間で約70歳から約60歳に低下した。現在では3割近くを30〜39歳が占め、低年齢化が進んでいる。中国新聞網が22日付で伝えた。
遺言書を作成する人の平均年齢の低下とともに、その内容や作成に対する意識も変化。うち内容に関しては、これまでは不動産が中心だったが、最近では自身が保有する知的財産権なども盛り込まれるようになった。
ある調査で「遺言作成の最年少」とされた17歳のライターは、自身の著作物について「現在はまだそれほどの価値はないが、将来的に書籍として出版されたり、映像化される可能性もある」とし、「そのときに備えて遺言書を作成した」と話す。中国の法律では、16〜18歳であっても自身の労働収入で生計を立てている場合、遺言書を作成できる。彼にとって遺言書は「いつでも書き換えることができるもので、人生設計におけるリスク回避手段」だという。
なお、今回の調査結果は、合法的な遺言作成を手がける「中華遺嘱庫」(遺言データバンク)のビッグデータ分析で明らかになったもの。25万通の遺言書が調査対象となった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
遺言書を作成する人の平均年齢の低下とともに、その内容や作成に対する意識も変化。うち内容に関しては、これまでは不動産が中心だったが、最近では自身が保有する知的財産権なども盛り込まれるようになった。
ある調査で「遺言作成の最年少」とされた17歳のライターは、自身の著作物について「現在はまだそれほどの価値はないが、将来的に書籍として出版されたり、映像化される可能性もある」とし、「そのときに備えて遺言書を作成した」と話す。中国の法律では、16〜18歳であっても自身の労働収入で生計を立てている場合、遺言書を作成できる。彼にとって遺言書は「いつでも書き換えることができるもので、人生設計におけるリスク回避手段」だという。
なお、今回の調査結果は、合法的な遺言作成を手がける「中華遺嘱庫」(遺言データバンク)のビッグデータ分析で明らかになったもの。25万通の遺言書が調査対象となった。
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