ニュース 2022/09/15 18:00
中国:原発整備を加速、毎年8基着工へ
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】中国は原子力エネルギー源の開発を加速している。2021年以降だけでも、商用原子力発電機5基が新たに稼働。さらに9基が着工された。なかでも第3世代のPWR(加圧水型原子炉)「華竜1号(HPR1000)」は、大量建設の時代を迎えている。中国核能行業協会(中国原子力エネルギー産業協会)が14日に発表した「中国核能発展報告2022青書」に記された。
足元では原子炉53基が商業運転に乗り出している。総設備容量は5560万kWに拡大した。建設中の23基は、総設備容量が2419万kWに上る。
2021〜25年の「第14次5カ年計画」期間にかけて、中国政府は年間約8基の原子炉を承認し、着工していく予定だ。電力構造に占める原発の割合は、30年までに約10%に拡大する見込み。60年までに約20%(現在の先進国平均レベル)まで高める方針だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
足元では原子炉53基が商業運転に乗り出している。総設備容量は5560万kWに拡大した。建設中の23基は、総設備容量が2419万kWに上る。
2021〜25年の「第14次5カ年計画」期間にかけて、中国政府は年間約8基の原子炉を承認し、着工していく予定だ。電力構造に占める原発の割合は、30年までに約10%に拡大する見込み。60年までに約20%(現在の先進国平均レベル)まで高める方針だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。