【亜州ビジネス編集部】中国共産党の最高指導部である中央政治局常務委員会は10日、先月の党大会で選出されたメンバーによる初会合を開いた。会議では、新型コロナウイルスの感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を堅持する方針を改めて表明。ただ同時に、防疫と経済・社会の発展を効率的に調整し、過剰な措置や画一的な措置は是正する必要があると指摘している。

　国営メディアの新華社が伝えたもの。会議は習近平・総書記の主宰で開催された。

　国家衛生健康委員会の最新発表（11日付）によると、10日に新たに確認された感染者は有症1209人、無症状9520人の計1万729人となった。前日の9005人から1724人増加し、1万人の大台に乗せている。うち市中感染者は1万535人で、前日の8824人から増加した。


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